2014年03月30日

オノ・ヨーコさんとジョン・レノンさんに関して

先日、ある手相の本を読んでいたところ、“オノ・ヨーコさんの手相は左右で大きく異なり、片方が控え目で繊細な芸術家タイプ、もう片方は大胆な革命家タイプである”という記述がありました。

多分これは、片方が“出発点が生命線と重なり、月丘へと向かう長めの知能線”、もう片方は“マスカケ線”なのでしょうたらーっ(汗)

日頃の鑑定業務の中で、現在、四柱推命と手相を主に使用しておりますが、同じ一人の方の運命を看る訳ですから、どちらを使うにしろ、同様の結果が出なければそれは矛盾であると考えていますふらふら

ですので、鑑定経験を積んできた中で、四柱推命命式と手相の相関関係も、粗方、分かってきたように感じています。

それは、手相を看るとその方がどんな四柱推命命式を持っているかが、大体、想像できると言うことですグッド(上向き矢印)


今回も、それを検証してみる目的で、オノ・ヨーコさんの生年月日を早速、調べてみることにしました。

以下が、その命式となります(生時あり)。

s_ono_meishiki.png

命式の特徴としましては、日柱天干が「乙(きのと)」となっていますが、これは“天干従化”という看法によると“作傷官(なすしょうかん)”となります。

これは、天干星で言ったら「傷官」のような働きがあるということですから、当然、繊細な感受性を持っており、特殊才能で生きて行く方が多くなりますグッド(上向き矢印)

また、四柱の形式としては、年上天干星に「偏印」・時上天干星に「傷官」が出ていますので、「印綬傷官格」という形式となります(これは当流派での呼び名です)。
この形式は、非常に感受性が強く、学問芸能などの才能がある方が多いものです。

ということで、“片方が控え目で繊細な芸術家タイプ”というのはクリアーですわーい(嬉しい顔)


次に、月上天干星が「劫財」となっており、しかも十二運が「帝旺」と極旺となっています。

「劫財」には、“強気の失敗”という意味合いがあり、ネアカで大風呂敷を広げる所がある・大胆な行動力がある等の特徴があります(当流派では、日柱天干の陰陽により「劫財」・「敗財」を分けておりますので、ご注意を)。

また、月柱を30〜40代という看かたもできますので、ビートルズのジョン・レノンさんと33歳で出会い、36歳で結婚し、一躍、世に出たというのと一致しますグッド(上向き矢印)

また、五行図を見て頂きますと、自我・個性を表す「比肩星」の所に星が4つ固まり、大過していることが分かります(3つ以上を大過と看ます)。

ということで、“もう片方は大胆な革命家タイプ”というのもクリアーされましたわーい(嬉しい顔)

ただ、残念なことにどちらが右手で、どちらが左手か記載されていませんでしたので、それらの情報があれば、さらに詳しく考察できたものと思われます。



オノ・ヨーコさんといえば、夫であった元ビートルズのジョン・レノンさんを外す訳には行きませんので、早速、生年月日を調べてみました。

以下が、その命式となります(生時不明)。

s_jhon_meishiki.png

特徴としましては、オノ・ヨーコさんと同じで日柱天干が「乙(きのと)」となりますから、繊細な感受性を持っており、特殊才能で生きて行く方が多くなります。

「傷官」・「正官」の並びですから、品がよく貴公子的な星ですが、なかなか頭の切れる人が多い形式となります。あまり冗談をいったりする星ではなく、生真面目です。

ある意味、オノ・ヨーコさんとは“似たもの同士”であり、気が合う面が多分にあったのでしょうムード

ただし、ジョン・レノンさんは五行図において「比肩星」が男性としては少なくなっており、オノ・ヨーコさんが大過ということで、逆に、五行のバランスが取れて良い相性だったのではないかなと思います。


非常に、才気溢れるジョン・レノンさんでしたが、残念なことに1980年12月8日の夜、帰り着いたアパートの前で暴漢の凶弾に倒れ、40歳の若さでこの世を去ることとなってしまいました。

実は、上掲の命式はこの年のものなのですが、五行図において「金」の五行が非常に大過しており、「乙」日干のジョン・レノンさんにとっては“金尅木(きんこくもく)”の最も激しい尅を受ける年回りでしたバッド(下向き矢印)

それにより、拳銃の弾丸という「金」により命を落とすこととなってしまいました。

ジョン・レノンさんの楽曲は、死後もなお光を放ち続け、現在の私たちに多大な影響を与え続けているのは、皆さんもご存知の通りですexclamation




また現在、81歳となるオノ・ヨーコさんですが、TwitterやFacebookなども積極的に活用し、その年齢を感じさせない程、精力的に活動されているそうですグッド(上向き矢印)

オノ・ヨーコさんの活動に関しては、賛否両論あるようですが、それも今回看てみたように個性の強さが成せる業だということです。

私も、そのバイタリティーを是非とも、見習いたいと思いますわーい(嬉しい顔)

あなたのクリックが励みです
明徳舎のホームページへ
posted by 田島明徳 at 22:09| Comment(0) | 四柱推命鑑定例

2014年03月09日

有力フィギュアスケート選手の四柱推命命式

ロシア初の冬季大会「ソチ・オリンピック」の閉会式が2月24日未明(日本時間)、ソチの黒海沿岸部にある「フィシト・オリンピックスタジアム」で行われ、17日間に渡る大会に、無事、幕が下ろされましたexclamation
(これに前後して、隣国ウクライナで政変が勃発するという事態がありましたが・・・。)

ソチオリンピックは、冬の大会で史上最も多い88の国と地域から約2900人の選手が参加し、7競技98種目が行われました。

日本選手団は、1998年長野大会の10個(金5、銀1、銅4)に次ぐ、冬季オリンピック大会2番目、国外大会では最多のメダル8個(金1、銀4、銅3)を獲得し、入賞者の総数は73人となったそうですグッド(上向き矢印)

なかでも非常に人気があり、注目を集めた競技といえば“フィギュアスケート”だと思うのですが、あるお客様からの依頼で、有力選手4名の四柱推命命式を看てみるという機会がありました。

そこで、面白い発見というか“共通点”がありましたので、今回、シェアさせて頂きたいと思いますわーい(嬉しい顔)


その有力選手というのは、浅田真央選手・キムヨナ選手・羽生結弦選手・高橋大輔選手の4名です。

以下に、各々の命式を掲げさせて頂きたいと思います。
(残念ながら、生時は不明です。)

s_asada.png
浅田真央選手

s_kimu.png
キム・ヨナ選手

s_hanyuu.png
羽生結弦選手

s_takahasi.png
高橋大輔選手


まず、一つ目の共通点としましては、年柱上の天干星がすべて「印綬」となっていることです。「印綬」は学問・芸能を司る、頭脳労働的な星で、才能で生きて行く人が多い星です。

また、「印綬」はこつこつと努力する星でもあり、人からの援助引き立てもあり、良き理解者に恵まれる吉星ですぴかぴか(新しい)
礼節を重んじ端正で上品な星でもあり人の信望が得られます。

年柱には、“祖父母”、さらには“先祖”という意味がありますので、先祖にお坊さんや教育関係・学問芸能関係のバックボーンを持っています。

ということで、フィギュアスケートという競技は“スポーツ”というよりも、どちらかというと“芸能”に近いということが裏付けられましたグッド(上向き矢印)


次に、二つ目の共通点としましては、各柱の十二運が非常に似通っている。
それも、「病」「絶」「死」といったものが多く、どちらかというと“休囚”しているということです。

これに関しては、フィギュアスケートという競技が、思った程“派手”ではなく、“地味”にコツコツと頑張れる人に向いているということが言えるのではないかと思われますグッド(上向き矢印)

さらに、4名すべての方に共通しているのは「病」です。

この「病」の特徴としましては、幼少より病弱であったり、早く両親と生死別する方が多いことです。しかし、病弱であっても小学校に上がる頃からは健康体となります。

男性は迫力を欠く風貌ですが、内面は進取性を持ち、意外と気性が激しく短気な面が内在しています。
反面、繊細で神経質な面もあり、基本的にはせかかれたり、アクセク働かされることは嫌いです。

医療関係(医者や看護士など)や福祉・ボランティア関係に進む方が多いのも特徴です。
実際、鑑定していて「病」のある方に聞いてみますと、医療・福祉関係のお仕事をされている方が多いものですたらーっ(汗)

そしてもう一つ、私がうっかり忘れていたことがあったのですが“芸能的な方面”で活躍されている方も多いということです。

これでまた、フィギュアスケートがどちらかといったら“芸能”の部類に属するということが証明されることとなりましたわーい(嬉しい顔)


もう一つ気付いたことですが、浅田真央選手とキムヨナ選手の日干はともに「癸(みずのと)」です。これは、比和(比肩)の関係です。

また、五行図を看てみましても非常に似通っていることが分かります。
(五行図は、内面の性格を表すと言われます。)

これはどう看ても、“ライバル”関係としか言いようがありませんねふらふら

しかし、浅田真央選手の中心星が「食神」となり、どちらかというと“マイルド”な感じ、キムヨナ選手の中心星が「傷官」となり、より“シャープ”な感じという違いはありますが・・・。



以上ですが、フィギュアスケート有力選手の“共通点”に関して、お話しました。

「ソチ・オリンピック」は閉会しましたが、スポーツというものを通じて“感動”を与えてくれた選手の方々には、感謝の気持ちで一杯です。

その“感動”の源とは何かといったらやはり、“日々のコツコツとした努力”にあるんだということを再認識した次第ですわーい(嬉しい顔)

与えよ、さらば与えられん
明徳舎のホームページへ
posted by 田島明徳 at 22:10| Comment(6) | 四柱推命鑑定例