2013年06月14日

「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師

最近、政府与党を中心として、憲法改正の動きが活発化していますが、そんな中、6日の毎日新聞の特集ワイドで「憲法よ」と題する記事が掲載されていました。

この記事は、「ペシャワール会」現地代表の中村哲(なかむら・てつ)医師へのインタビューで構成されています。
中村哲医師は、1984年から最初はパキスタンのハンセン病の病棟で、後にアフガニスタンの山岳の無医村でも医療支援活動を始めました。

「ペシャワール会」とは、中村医師のパキスタンやアフガニスタンでの活動を支えるために、1983年に作られたNGOで、パキスタンのペシャワールにちなんで名付けられました。

2000年、干ばつが顕在化したアフガニスタンで「清潔な飲料水と食べ物さえあれば8、9割の人が死なずに済んだ」と、白衣と聴診器を捨て、飲料水とかんがい用の井戸掘りに着手。03年からは「100の診療所より1本の用水路」と、大干ばつで砂漠化した大地でのかんがい用水路建設に乗り出しました。

パキスタン国境に近いアフガニスタン東部でこれまでに完成した用水路は全長25.5キロ。75万本の木々を植え、3500ヘクタールの耕作地をよみがえらせ、約15万人が暮らせる農地を回復しましたexclamation総工費16億円は募金でまかなったそうです。

03年マグサイサイ賞受賞。 04年には、皇居に招かれ今上天皇・皇后と紀宮清子内親王へアフガニスタンの現況報告を行ない、同年、第14回イーハトーブ賞も受賞されていますグッド(上向き矢印)

詳しくは、毎日新聞の記事を是非とも読んで頂きたいのですが、中村医師の、

「アフガニスタンにいると『軍事力があれば我が身を守れる』というのが迷信だと分かる。敵を作らず、平和な信頼関係を築くことが一番の安全保障だと肌身に感じる。単に日本人だから命拾いしたことが何度もあった。憲法9条は日本に暮らす人々が思っている以上に、リアルで大きな力で、僕たちを守ってくれているんです」

という言葉は、様々な危険に身を晒しながらも海外で活動されている方の貴重な「実感」であり、私たちのように日本国内に居るものより「憲法」をリアルに感じられているのだという印象を持ちました。



医療活動の傍ら、医師でありながら、自身で重機も運転し水路建設に励むと言うそんなバイタリティーに溢れた中村医師ですが、四柱推命的にはどのような背景があるのかと興味に思い、早速、生年月日を調べてみました。
以下が、その命式です(生時不明)。

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一つ目の特徴としては、日柱干支が「壬辰」でこれは別名“長流水(ちょうりゅうすい)”と呼ばれています。

「長流水」とはとうとうと流れる大河の如く、その水源が枯れること無く安定した運を持つ星であるという意味です。
凶星に逢わなければ、安定、平和という星で、長生きが出来るとも言われています。

聡明で非常に賢く、子どもに恵まれるとされています。
また、納音、天干共に水性なので、何かと“水”に縁があります。
もしかすると、今現在、かんがい用水路の建設に励まれているのは、この星と関係があるのかも知れませんねわーい(嬉しい顔)

また、「壬辰」は「魁ごう(かいごう)」となります。

「魁ごう」日生まれの人で、身が旺ずる人は運気が強く、社会的には、事業家としては大きく発展し、性格は聡明で、文章力があります。
また“諸芸よく神に通ずる”と言われています。

性格は果断で進取的です。しかし、有名を馳せれば事故などで死亡する事が有るとも言われる特殊な星でもあります。

中村医師も、『医者、用水路を拓く−アフガンの大地から世界の虚構に挑む』(石風社)『アフガニスタンで考える−国際貢献と憲法九条』(岩波ブックレット)など多くの著書がありますから、やはり「文才」がありますねexclamation


二つ目の特徴としては、月柱・年柱の並びが「正財」・「偏財」となっています。
同じ「財星」の二並びですから、この形式を当流派では“多財身弱”と呼んでいます。

この形式は「財星」が出ているので、一生食べるには困りませんが、“財多くして流れる”という意味から、とにかくお金の問題には注意が必要となります。
男女とも当たりが柔らかく、優しく人のいいところはありますが、男性の場合にはどうしても迫力に欠けてしまいます。

「財星」が多い事から、財産家の家に生まれている場合も多いのですが、四柱如何によっては、富家の貧人となりやすいものです。また、扶養の義務も出てきます。

さらに、「財星」には”企画・管理能力”という意味合いもありますので、プロジェクト・マネージャーとしての手腕があります。


三つ目の特徴としては、日柱干支の「壬辰」と年柱干支の「丙戌」は冲尅の関係となりますので、日柱の“墓庫”が“冲開”します。

そうすると、その下にある「偏官」が強力に作用するようになりますから、その象意であるところの“行動力”“義侠心”といったものも、中村医師はお持ちだということになりますグッド(上向き矢印)

これは正に、あれだけのバイタリティーをもって国際貢献活動を続けられている“秘密”ではないかと思います。

実際、五行図を見て頂けると分かりますが、「財星」と「官星」の所の星が多いので、五行的には“財官双美の命”と言えるかと思います。

s_nakamura_taiunn.png

上図は、中村医師の大運表ですが、活動内容が世間に認められ、マグサイサイ賞・イーハトーブ賞などを受賞された2003・04年辺りは、基本“冬の時期”とされる「比肩」「敗財」の大運が明けた「食神」の大運の時期でのことでした。
また、「食神」は「財星」を生じますからねグッド(上向き矢印)


以上、簡単ではありますが、中村医師の命式について鑑てみました。
生時が不明ではあるものの、大体の説明は付いたのではないかと思います。

中村医師の、死の危機に直面している多くの人々を救われてきた、その実績を称えるとともに、今後の更なるご活躍と安全を祈らずにはいられませんexclamation

さまざまな困難に身をさらしながらの活動の中から生まれたその「実感」に、私たちはもっと真摯に耳を傾けるべきなのではないでしょうか?

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posted by 田島明徳 at 01:31| Comment(0) | 四柱推命鑑定例
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