2013年09月01日

歌手の藤圭子さん死去

『圭子の夢は夜ひらく』などで一世を風靡(ふうび)した歌手の藤圭子(ふじ・けいこ)さんが、8月22日午前7時頃、東京都新宿区のマンションの前で倒れているのが発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。

遺書などは見つかっていませんが、衣服の乱れや争ったような跡がないことから、新宿警察署は飛び降り自殺を図ったとみて調べているそうです。

藤さんと言えば、若い人にはシンガーソングライターの宇多田ヒカル(30)さんの母親と言った方が通りがいいかも知れませんね。

新宿署によると、藤さんはマンションの13階にある知人の30代男性宅に6年前から同居していて、この部屋のベランダから飛び降りたとみられます。


振り返ってみますと、藤さんの人生はとても波乱に満ちたものだったと言えるでしょうグッド(上向き矢印)

1969年のデビュー曲『新宿の女』は全共闘世代の若者たちの共感を呼び、翌年にリリースした『圭子の夢は夜ひらく』も大ヒット。
その年の賞を総ナメにしましたが、翌年の'71年には内山田洋とクールファイブのボーカルだった前川清さんと“電撃結婚”して世間をアッと驚かせています。
しかし、結婚からわずか1年たらずで離婚してしまいましたたらーっ(汗)

それから、'79年に突然引退を発表して渡米。その2年後にはまたもや突然、帰国して、再び歌手として復帰することになります。

復帰した翌年には、アメリカ時代に知り合った、当時はルポライターをしていた宇多田照實(うただ・てるざね)氏と再婚し、二人の間に長女・ヒカルさんが誕生していますグッド(上向き矢印)

その後も照實氏とは離婚、再婚を6回繰り返して、結局'07年に完全に離婚していますが、藤さんはこの時に莫大な財産分与を受けたと言われています。

'06年には、不当に大金を持ち込もうとした容疑で、ケネディ国際空港で42万ドル(計約4900万円)を没収されるという事件を起こしています。

没収された42万ドルは'09年に返却されていますが、この頃から藤さんの消息は不明となっていました。

海外でカジノ三昧とも報じられましたが、離婚直後には帰国して東京・恵比寿のホテルに住んでいたそうです。

この頃からは照實氏だけでなく娘のヒカルさんとも没交渉になってしまっていたとのこと。

しかも、酒の飲みすぎや、アメリカ時代のドラッグの後遺症などもあって、一時は千葉県の療養施設に入っていた時期もあったそうです。

同居していたという男性も男女の関係ではなく、藤さんを心配した照實氏が身の回りの世話をするために付けたマネジャーのような人だったとのこと。

確執があった恩師(作曲家の石坂まさを氏)を偲ぶ会の前日、しかも芸能界にデビューした曲『新宿の女』に歌われた場所で、まさに“怨歌的”に人生を終わらせてしまいました。
http://npn.co.jp/article/detail/27180667/

そんな波乱万丈な藤さんの人生だったわけですが、四柱推命的にはどのような背景があったのかと気に掛かり、生年月日を調べてみました。
以下が、その命式です(生時不明)。

s2_fuji_meishiki.png

一つ目の特徴としては、日柱干支が「丙午」となり、これは別名”天河水(てんがすい)”といわれますが、天に流れる河である「天の川」の様な星という意味です。
この納音は急速な発展がありますが、運の安定の為には、高望みをせずに、着実に地に足を着けた歩みをすべきだとされています。

自尊心が強い反面、慈悲の心が篤く人に対する思いやりがあり、人望も高く世に出て成功する人も多い星ですグッド(上向き矢印)
しかし、干支五行が「火」で納音五行の「水」と尅し合い、且つ「帝旺」という極旺の運は“陽極まれば陰生ず”の原則があるので、自己の運が頂点に達した時に急落する恐れがあるので注意が必要とも言われますバッド(下向き矢印)

女性は再縁型で所謂「後家相」です。
才女型の女性も多いのですが、どうしても女性上位になって男性を凌ぐ場合が多く、それが家庭人としての女性の不幸を招くことがありますので、注意が必要です。

職業は学問・芸能・技術で成功できますし、政界・財界で活躍する人もあります。
欠点は人に屈する事が嫌いで、人の話を聞き入れない所があることです。ですので、対人関係の失敗には気をつける必要があります。

日柱干支が「丙午」の女性に関しては、過去記事「旱魃」でも取り上げていますので、ご参照下さい。


二つ目の特徴としては、月柱・年柱が「偏印」・「正財」という並びになっています。

これは、女性には良い星の並びですが、男性の場合は迫力に欠けてしまいます。
当たりが柔らかく、優しいのですが、五行に官星がなければ決断力に欠け、優柔不断になってしまいます。

大体器用な人が多く、学問・芸能の才能があります。
文化人・芸能人・評論家・スポーツ選手にも多い並びです。
家の中ばかりにいると愚痴っぽくなりますので外に出ることが大切です。
特に年をとってから愚痴が多くなる傾向があります。

また、月上の天干星(中心星となる)が「偏印」でしかも、十二運が「帝旺」となっていますから、学問・芸能の世界で、相当の活躍が期待できますグッド(上向き矢印)


三つ目の特徴としては、四柱における十二運が全て「帝旺」か「沐浴」となっています(今回、時柱は不明なので不確定要素はあります)。

「帝旺」は十二運中エネルギー的にはMAXですが、トップに昇りつめた状態ですから“下り坂に向かう兆しのある”不安定さを含んでいます。

また、「沐浴」とは十二運の一つで、“荒れる運”を表していますが、別名「敗」「敗神」「敗地」等と呼ぶことがあります。
これは旺ずる運でありながら、“物事が敗れる”という凶意を含んでいることを意味しています。

ということで、波乱万丈の人生を予感させるに十分な並びとなっていますあせあせ(飛び散る汗)

特に藤さんの場合、年柱が「正財・沐浴」となっていますが、年柱が主に50〜60歳代の運気を表すことから、莫大な財産分与を受けたり、42万ドル没収事件があったりと、まさに命式通りの波乱の財運でした。


さて、今年の藤さんの大運は「偏財・胎」、流年は「正官・建禄」となっています。
基本的に「財星」・「官星」の運気と言うものは“好運気”と考えますが、藤さんの場合には、“好運気”では無かったと言えそうです。

と言うことは、不明である“時柱”に何かその原因があったものと思われます。
私としましては、多分「比肩」あるいは「敗財」が出ていたのではないかと考えています。

これらの星は、「財星」を強く尅しますし(この場合の“財”は健康・命)、特に「敗財」には“厭世的になって、物事に嫌気がさす”という意味合いもあるからです。


以上簡単ではありますが、四柱推命的に藤さんの人生を振り返ってみました。

藤さんと言えば、その歌唱力により一世を風靡されましたし、宇多田ヒカルさんという有能なご息女も残されましたグッド(上向き矢印)

非常に才能のあった方の死を惜しむとともに、残された功績の数々を称え、ご冥福をお祈りしたいと思います。

応援クリックお願いします
明徳舎のホームページへ
posted by 田島明徳 at 22:31| Comment(0) | 四柱推命鑑定例
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]