
2回と4回に失点しましたが、5回に味方打線が同点とし、6回には松井選手のソロ本塁打で勝ち越しました。
その後は田中投手が踏ん張り、9回2失点完投。11奪三振の力投を見せました。
これで、1957年に稲尾氏(西鉄)がマークした同一シーズン20連勝と並ぶプロ野球タイ記録。さらに、昨季からは24連勝となりました

そんな大記録にも田中投手は、「ひとつひとつ、チームのみんなで積み重ねてきたものですけれど、これからももっともっと勝てるように頑張ります」と気を引き締めたそうです。
(http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130906-1185163.html)
確かに田中投手が言うように、連勝記録と言うのは投手一人だけで達成できる記録ではありません。
たとえ0点で抑えていたとしても、打線の援護が無ければ、勝利投手にはなれない訳ですから

ということは、田中投手にはそういった“人からの引き立てを受けられる”だけの福分が元々、備わっていると言うことも出来ます。
それにしても、開幕20連勝という偉業は並大抵なものではありませんね

そんな偉業を達成した田中投手ですが、四柱推命的にはどのような秘密が隠されているのかと興味に思い、早速、生年月日を調べてみました。
以下が、その命式です(生時不明)。

一つ目の特徴としては、日柱干支が「庚申」でこれは別名“石榴木(しゃりつもく)”と呼ばれています。
「石榴木」とはざくろを意味しています。
地支の申酉は秋の季節であり、秋には「木」は絶しますが、赤いざくろが実るという意味の星です。
この納音は変通星や五行等が悪くなければ、運気の安定したいい星となります。
また、十二運が「建禄」となり、努力しだいで社会に出て成果を収める運気を持っています

中年迄不運だった場合には、中年以後運気の発展があり、中年迄に好運だった人は、逆に中年以後に運気が衰えて行くのが、「建禄」の運の特徴です。
「石榴木」の安定した運の力によって、この日干の人は極端な変転がありません。
「石榴木」で世に出ている人も多いものです。
性格は強さの割りに腰が低く、穏和で品があり、人徳があって人に愛されます。
職業では、学問も技術も事業の発展もあり、若い内に独立し事業を起こして成功する人も非常に多い星です。
“人徳があって人に愛される”というのは、田中投手にピッタリのような気がしますね

二つ目の特徴としては、月柱・年柱の並びが「食神」・「偏印」となっています。
当流派では、この「食神」と「偏印」が並ぶ形式を「倒食」または「倒食四柱」と呼んでいます。
特徴としては、運気が長続きせず“人生ままならない”星です

手先が器用であったり、才能はあるのですが、性格は男性は迫力に欠け、優柔不断な人が多くなります。
この迷いが多く優柔不断な点と、三日坊主になりやすい点を克服する事が、開運への道となります
また、「倒食」は「食神」という“子供”を意味する星を「偏印」が尅するので、特に女性は子供の事で苦労することがあり、子供が不良性を示したり、中には子供ができない場合もあります。
上述のような「倒食四柱」の人が、果たして開幕20連勝と言う偉業を達成できるのか・・・?
といったら、私は到底無理だと思います。
ということは、不明となっている“時柱”に何か秘密がありそうです

実は、「倒食」には大きく分けて二種類あるのです。
上述したような、真性な「倒食」と「倒食(解除型)」と言われるものです。
この「倒食」を解除してくれる星は「財星」と「天徳貴人」です

解除された「倒食」は、かえって“生き馬の目を抜く”ような発展をする場合もでてきます

有名人では、デザイナーの森英恵さんがこの「倒食(解除型)」であると言われています。
それでは、生時が何時ならば「倒食(解除型)」となるのでしょうか?
調べてみました。
正子刻(0〜1時)・・・「丙子・偏官・死」
申刻(15〜17時)・・・「甲申・偏財・建禄」※天上の三奇
酉刻(17〜19時)・・・「乙酉・正財・帝旺」
戌刻(19〜21時)・・・「丙戌・偏官・衰」※印星の三土
この中で、どの時刻の可能性が一番高いかと考えてみましたが、申刻(15〜17時)の場合、四柱に「甲・戊・庚」が揃うこととなり、これが一番かと推察しました。
なぜならば、「甲・戊・庚」のことを“天上の三奇”と言い、これが揃う命式を持つ者は、「精明にして常人と異なる」「卓越」「博学」「多才」「多能」「探究心がある」「志が大きい」という逸材であるとされているからです。
ただ、田中投手の場合、三奇が年月日、月日時と並んでいない(逆乱している)ので、“傑物であるが、人生行路は波乱で成功と失敗が常ならざる命”とされています。
(あくまでも“推察”です。間違っていたら、すいません

さて、田中投手の今年の大運は「偏財・死」、流年は「傷官・長生」となっています。
つまり、一時的に“傷官生財格”に近い形式となっていますので、非常に“ひらめき・インスピレーション”が冴え、“財”を生み出すことが出来る運気です。
また、五行図を見てみると「官星」の所にも、昨年は無かった星が現れていますので、“社会的な名誉”である“記録達成”にも繋がりました。
ちなみに、昨年は大運は同じで、流年が「食神・養」でした。
男性にとって「財星」は“女性・妻”を意味しますし、「食神」はまさに“恋愛・色情”の季節ですので、里田まいさんとの結婚と相成りました

以上簡単ではありますが、推察も含めて、四柱推命的に田中投手の運命を解き明かしてみました。
田中投手はまだまだ若いですし、今後もプロ野球界での活躍が期待できるでしょう。
さらなる記録の更新、リーグ優勝・日本シリーズ制覇に向けて、頑張って頂きたいものです


与えよ、さらば与えられん
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