2012年06月16日

「命理擬人法」について

私の所属している四柱推命の流派に、「命理擬人法」という鑑定方法があります。
これは、会社・組織や、あるいは物事の起きたその年月日時を、人の生年月日時と同じように当てはめ命式を出し、鑑定するという方法です。

これによると、「平成」という元号は1989年1月8日から施行されましたから、「平成・日本」の命式は次のようになります。

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一つ目の特徴としては、日柱の十二運が「冠帯」と旺相し、運気の発展が期待できるのですが、日支と年支が”辰−辰”の自刑の関係となっていますので、あまり良くないです。

二つ目の特徴としては、五行図の方を見ていただけると分かりますが、「土」の五行に、非常に星が固まっていることです。
星3個で飽和状態と見ますから、5個は多過ぎです。

ちなみに、上図は昨年(平成23年)の命式を出したものですが、大運が「印綬・沐浴」、流年が「傷官・沐浴」、実はここには出ていませんが3月の流月も「傷官・沐浴」でした。
”荒れる運”である「沐浴」が3つも重なって出ていることから、「東日本大震災」を暗示していたものと思われます。

ですので、この「命理擬人法」ですが結構、使えるようです。
さて、下図は今年の「平成・日本」の命式を出したものです。

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流年が「偏財・冠帯」となり、五行図では「土」の五行の星が一つ増えて6個となりました。
「土」の五行は、財星である「水」を非常に大きな力で尅しますので、これは財星の象意である”金運・経済力”にかなりダメージを与えるのではないかと思われます。
(五行図の見方は四柱推命占い 明徳舎のホームページを参照して下さい。)

実際問題として、”日本の借金”の数字は毎年増え続け、現在900兆円を突破しています。
これらが、表面化してくる可能性も十分考えられるのではないかと思います。

ですので私たちも、何か対応を考えなければいけない時かも知れません。


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posted by 田島明徳 at 21:43| Comment(0) | 四柱推命

2012年06月12日

運命とは固定的なものなのか?

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四柱推命占いでは、その人の生年月日時から命式を繰り出すことにより、かなりの確率で先天的な運命というものを知ることができます。

その命式には、一般的な価値基準から見て、良い命式・悪い命式というものが確かに存在します。

ですが、果たして運命とは死ぬまで固定されたもので、全く変更の余地が無いものなのかと言ったら、私はそうは思いません。

四柱推命の古典『李虚中命書』(巻中・二十)に次のような文面があります。
「作福作威、返福為禍、知命畏天、転禍為福」(福をなせども威とならば、かえって福も禍となり、命を知り天を畏るれば、禍も転じて福となる。)

これを意訳すれば、「たとえ吉福の運であっても傲慢となって威張り、驕り高ぶるようになれば、却って折角の吉福も禍いとなる」ことがあり、それとは反対に「命を知り、天を畏れる」謙遜さがあれば、「禍も転じて福となるのです」ということでしょうか。

ですので、たとえ悪因縁を持って生まれたとしても、自分自身の特性(運命)を知り、それに対して謙虚に向かい続ければ、十分、改善の余地はあるということです。

まずは、自分自身を知るということが大切です。
皆さんも、四柱推命占いを利用して、”自分自身を知る”ことから始めてみませんか?


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posted by 田島明徳 at 21:12| Comment(0) | 四柱推命

2012年06月06日

四柱推命占いの流派

四柱推命占いにも、さまざまな流派がありますが、わたしが勉強し、所属しています四柱推命の流派は別名・五行推命学とも呼ばれ、安田靖先生により興されたものです。

一般的に言われる、「西の阿部泰山、東の高木乗」というフレーズ通り両氏が、我が国における四柱推命学の発展・普及に果たされた功績は大変大きいと思われます。

その初代・高木乗に親しく師事し、その法を受け継がれ、秘伝的でもあった五行による推命学を近代的に整備されたのが、五星術実践研究会の会長・安田靖先生です。

五行推命学の特徴としては、従来の難解な四柱推命学を、「安田式・五行図」を用いることによって明快で確率度の高い方法として確立したことが挙げられます。

従来は四柱命式を看命するに際して、頭の中でしていた判断を、目で見て判断できるようにされたのが、安田先生考案の「安田式・五行図」です。

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また、神殺や空亡などの枝葉的な部分を極力排除して、よりシンプルなものにされ五気五行を中心とした近代的な四柱推命学の研究と普及に努められて来ました。

しかも、非常に要点を捕らえているので、的中率にはかなり高いものがあるのです。
あなたも、是非その的中率を体感してみてください。
四柱推命占い 明徳舎の無料鑑定ページ


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posted by 田島明徳 at 09:45| Comment(0) | 四柱推命