2015年02月17日

「心の病と呼ばれるものに関して」

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今年(2015年)の立春は2月4日12時58分でしたので、二週間くらい経過しましたexclamation

少なくとも「流年」が変わり、中には「大運」も変わった方もいらっしゃるでしょうから、ぼちぼち運気の変化のようなものを感じ取られているのではないでしょうか?

今年から、良い「流年」に入られた方は、例えればサーフィンのごとく、良い運気の“ビッグウェーブ”に乗れるよう、より行動的・積極的に社会に関わって行かれるのがよろしいかと思いますグッド(上向き矢印)

方や、悪い「流年」に入られた方は、外側の世界にあまり大きな干渉をすることを控え、自分自身の内面の充実を図り、“土台固め”の時であるとの認識を持つことが大切だと思います本



さて、話は変わりますが、占い鑑定の仕事をしておりますと、大方は悩み事を持った方のご相談を受けるわけですから、中には「精神科」に通院されている方もいらっしゃいます病院

そういった方は、大体“向精神薬”と呼ばれる薬を服用されているようです。
簡単に言うと、医療の現場では、そういった“心の不調”を訴える方に対して何かしらの“病名”を付け、“向精神薬”を処方しているということです。

鬱(うつ)状態の人にはアップ系のドラッグを与え、操(そう・興奮状態)の人にはダウン系のドラッグを与える訳です。

近代になって、様々な心の不調、障害が訴えられるようになりました。
「うつ病」「そう病」「パニック障害」「統合失調症」「心身症」・・・
分類が細かくなり、名前もどんどん増えていくので、もうよく分かりませんたらーっ(汗)

ですが、それを「病気だ」として「薬を飲む」と言う発想に簡単につなげるのは危険だということです。
“薬”の良し悪しはここでは問いませんが、副作用により余計に泥沼にはまっていくのは事実ですバッド(下向き矢印)


ある研究者が、統合失調症の患者さんの脳をMRIで比較するという調査を行ないました。
それによると、統合失調症の患者さんは、同年齢の健康なひとに比べ、脳組織が急速に減少していることが分かったのです。
もう一つの発見は、服用している処方薬が多ければ多いほど、脳組織が減少しているということでした。

これらの薬は脳幹神経節の活動をブロックしています。
そのため、薬剤によって前頭前皮質に必要な情報がインプットされずに中断されてしまうのです。
それが精神病の症状を軽減させているわけですが、刺激が与えられなければ当然脳の萎縮を徐々に引き起こします。

アルコールでさえ、飲みすぎれば脳の委縮をきたすわけですから、それより強力な向精神薬で脳が委縮するという不可逆的な結果がもたらされるのは、当たり前のことでしかありません。

この研究者は、統合失調症の診断を受けながらも薬を服用することなく治る人がいる一方で、薬を服用して「治る」ひとは非常に少なく、多くが早死にすることも指摘していますバッド(下向き矢印)



“向精神薬”は確かに、緊急時には必要なこともあるでしょうが、安易に“薬”に頼るということがどれほどリスクを含んでいるかということを、このようなレポートを見て、考え直して欲しいのです。
万能ではありませんが、原理・原則さえ分かってくれば、その他の方法でも治癒は可能ですグッド(上向き矢印)

実を言いますと、私も十代後半に精神的に不調を来たし、精神科に通院していたことがあります。また、二十歳頃には自殺を考えたこともありましたバッド(下向き矢印)

しかし幸運なことに、苦悩には必ず“原因”があり、その“原因”が解消されなければ根本的な解決にはならないということを、薄々分かっていたためか、“向精神薬”に頼るということはありませんでした。

その後は、明徳舎HPのプロフィールにもあるように、食養・気功・ヨガなどの東洋哲学の勉強をしたり、また行法を実践することによって、なんとか克服していくことが出来たのですグッド(上向き矢印)

裏を返せば、そのような辛い経験や苦しい経験を経てきたからこそ、現在、人様のご相談に乗ったり、アドバイスをしたりなどという“大それた”ことが出来るのだと考えています。実際、私よりも年上の方にアドバイスさせて頂くことも多いのです。



それでは、“苦悩”や“病”というものに関して、「タオイズム」とも呼ばれる「道教」ではどのように考えるのかというと、「“宇宙の意(法則)”に則った生き方をしていないからそれらは生じる」と言っています。

つまりは、「誤った生活(行為・言葉・思考)をしているよ」という、宇宙からの“サイン”だということですexclamation

そこで生じた“苦悩”や“病”というものにしっかりと向き合い、その“原因”を考え、それを乗り越えて行く事こそが「気付き」や「悟り」といったものをもたらし、より自分自身の魂を進化させていくことが可能になると言っているのですグッド(上向き矢印)


ところが、向精神薬やアルコール・カフェイン等、心を不鮮明にしたり乱したりする“薬物”に頼るということは、折角、訪れた“自分自身の生き方の過ちを正すチャンス”を棒に振ってしまうということになるのですバッド(下向き矢印)

まさしくこれは、本質的な問題をごまかし、先送りし、逃げているという状態ということができるでしょう。

だからそういう人は、自分がその不幸を招き寄せているにもかかわらず、それを自分のせいだと気付く事はありません。すべて周りのせい、他責にします。

“苦悩”の“原因”はどんどん積もり積もっていく一方なわけですから、“臭いものに蓋をする”人間に、次から次へと問題が起こるのは当然のこと、ということができるでしょうバッド(下向き矢印)


ちょっと、厳しい言い方になってしまったかもしれませんが、あなたには是非とも“苦悩”や“病”というものにしっかりと向き合い、その本質的な“原因”を智慧の目を持って見極め、それを克服していくということに頑張って頂きたいと思います手(グー)

私は、東洋五術というものを介して、微力ながらそのお手伝いが出来ればと考えていますわーい(嬉しい顔)

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posted by 田島明徳 at 22:55| Comment(1) | ヒーリング

2012年09月17日

「ホ・オポノポノ」

今回は、私が実践してみて効果のあった方法論「ホ・オポノポノ」について紹介したいと思います。

以前から、「ホ・オポノポノ」という言葉自体は、ネット上で結構、目にしていましたが、実践してみようとは思っていませんでした。

しかし、今年の正月に友達から「あなたも魔法使いになれる ホ・オポノポノ」という小冊子をもらって、それを読んだことで実践してみる気になりましたグッド(上向き矢印)


そもそも「ホ・オポノポノ」とは何かというと、「セルフアイデンティティ ホ・オポノポノ(SITH)」というのが正確な名称だそうです。

これは、古くからハワイのある少数民族に伝わる、伝統的な問題解決のメソッドで、誰かが問題を起こしたとき、その人に関わる全ての人が参加して、その問題の原因を癒してきたというものです。

これを、ハワイ伝統医療のスペシャリストであり、「ハワイの人間州宝」(1983)でもある、 故モナ・ナラマク・シメオナ女史が、現代社会で活用できるようアレンジしたものが「セルフアイデンティティ ホ・オポノポノ(SITH)」となりました。

現在では、故モナ・ナラマク・シメオナ女史の弟子であるイハレアカラ・ヒューレン博士によって継承され、世界各地で教えられています。


この「ホ・オポノポノ」のメソッドを簡単に説明しますとそれは、人生において何か問題に遭遇したとき、自らの記憶に向けて「どの<記憶>が問題を引き起こしているのだろうか」と問いかけた後、「ごめんなさい(I'm sorry)」「許して下さい(Please forgive me)」「愛しています(I love you)」「ありがとう(Thank you)」の言葉を繰り返すことで、その記憶を<クリーニング>するというものです。

この際、「何が原因か?」の答えは必要ではなく、ただこの現実は、”私の”記憶が引き起こしているのだということを「100%受け入れて」クリーニングすることが大切になってきます。

ちょっとでも、「やっぱりあの人も少しは悪いのだ」とか、「相手の方がクリーニングしないといけないだろう」とか、そういう気持ちが残っていてはいけないそうです。

これはなかなか、難しいことですねふらふら

でもこれは、「ホ・オポノポノ」の元々のコンセプトに、”全責任とは、万物が人間の内面からの投影として存在し、問題は外部世界の現実にあるのではなく、我々自身と共にあり、現実を変えるためには、我々はまず自らを変えねばならない”という教えがあるからだそうです。


実践方法は、先にも述べましたように”4つの言葉”を繰り返し、繰り返し唱えるということなので何も難しいことではありません。

さらに言えば、心を込めてやる”必要もない”そうです。
それはあたかも、パソコンで誤った文字を入力してしまったときに[Delete]キーを何度も押すようなものだそうです。

何だか、とても簡単ですねわーい(嬉しい顔)
ただ、やり続けるにはなかなか根気が要ります。

私の体験ですと、少なくとも1〜2ヶ月は集中的にやったほうが効果が感じられると思います。
心が浄化されていくのが、感じられるはずです。
それに伴い、自分の身の回りに起きる現象も変わっていきますグッド(上向き矢印)

やり続ければ効果はありますので、是非あなたも試してみて下さいわーい(嬉しい顔)

最後に「ホ・オポノポノ」の歌のご紹介です。



与えよ、さらば与えられん
posted by 田島明徳 at 15:17| Comment(2) | ヒーリング